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2008年07月15日(火)    [カテゴリ: 在宅介護のいきさつ、家族のこと]

ショートステイ失敗。精神病院へ迎えに行った日

●3日間だけ、緊急避難的に預かって!



父の急死というXデー当日、実家に戻っての介護を即断した。

が、一旦はどうしても東京に戻らなければならなかった
通夜が8/26、本葬と初七日が8/27。8/28夜には東京に戻り、今月中にどうしても済ませなければならない仕事を片付け、8/31か9/1に実家に戻ってこよう、と思った。

その間、ママをどうするかが最大の問題だった。
だれもがママの状態を見て「独りにさせておくことはできない」と思った。どこかの施設で預かってもらうしか手はなかった。

葬儀で集まってきた親戚のうち、父の妹、母の妹たち(要は私の叔母たち)が力を貸してくれた。(なぜかこういう時、男性は役立たないと思うのは、私の偏見?)
私が実質的な喪主として葬儀の取り仕切りや、ママの世話をやっている間に、叔母たちが、支援を受けるための適切な所へ連絡を取ってくれた。

●何とかママの受け入れ先が決まる



叔母たちが必死でお願いしてくれた甲斐あって、葬式当日の夕方、地域包括支援センターから、当学区担当の保健師さんが訪ねて来てくださった。
初七日の途中だったこともあり、まずは叔母たちが事情を説明してくれた。
保健師さんはすぐさま、どこかしらに連絡を取り、受け入れ先があるかどうかを調べてくれた。

その連絡を待っている間に、私とママが呼ばれ、話をした。
その頃ののママは、父の死と、多くの人が入れ替わりやってくる目まぐるしさで、すでに頭がオーバーヒートしていたのが、暑くて疲れ切っていたのか、ぼんやりと無表情で、反応も鈍かった

しばらくしてから、数kmほど離れたところにある特別養護老人ホーム(略して特養)で預かってくれそうだ、という連絡が入った。

次の日の午前、その保健婦さんと共に、特養に所属するケアマネージャーさんが訪れ、ショートステイに関する説明等があった。

しかし、ママは全く行きたがらなかった
独りで大丈夫! 何でみんなで寄ってたかって、いらぬ世話ばかりするんだ!」
と怒った。

こういうことはよくあるそうで、ケアマネージャさん曰く、
「午後に車で迎えに来ます。複数の女性スタッフも同行させますから、大丈夫ですよ。」
とのこと。

特養からお迎えのワゴン車がやって来た



ママは素直に車に乗るはずがない、と思ってはいたが、やはり、その通りになった。
特養スタッフの勧めもあり、「私、ママと一緒に行ってみたい所がある」と、私も一緒に乗り込んだら、やっとママも乗ってくれた。

特養に到着し、少しの間、ママと一緒にいた。
そして、ママは職員さんに呼ばれ、どこかに行った。
ママの背中に「だまして連れてきてゴメンね。勘弁してね、ママ。」と心の中で言った。

その後、別の職員さんが、「お母さんは確かにお預かりしましたので、安心してお帰りください。」と私の所にやって来た。
私も安心し、タクシーを呼んで家に戻った。

●1時間後、青天の霹靂



その後、東京に戻るべく準備をしていたが、1時間経つか経たないかのうちに、特養から電話が来た。
お母さんを精神病院に連れて行きました
 暴れ出して手がつけられません。とにかくすぐに病院の方に来てください


まさに青天の霹靂とはこのこと。予想外の事態だった。

それでも、東京に帰らなければならないので、東京方面に帰る親戚と一緒にタクシーに乗り、精神病院に向かった。この特養のすぐ近くに精神病院がある。

タクシーさんには待機してもらい、病院に入ると、怒りと哀しみで半狂乱になったママがいた
ケアマネージャさんも特養のスタッフも、私も、ママを一生懸命説得するが、収まらない。

嫌じゃ、嫌じゃ、こんな所。家に帰る!

鎮静剤も飲ませたらしいが、効果が表れない。

私はママの前で土下座して、泣きながら懇願した。
どうか3日間だけ、施設にいてください。みんな、良くしてくれますから。私の一生のお願いです。

しかし、それもママには届かなかった。

精神病院の先生が冷静な口調で言った。
「残念ですけど、今はいくら押し問答しても、お母さんはわかってくれませんよ。
 かと言って、これでは到底、施設で預かれる状態ではないし、ここへの入院も今日は無理で
 す。一旦、娘さんが連れて帰るしか、ないですよ。」

確かに先生の言うとおり。
長い時間、タクシーを待たせてしまったが、私はタクシーから自分の荷物だけを降ろした。親戚にはそのままタクシーで駅に向かってもらうことにした。

●結局、出戻り



ママ、一緒にうちに戻ろう。」

その言葉を聞いた途端、ママから怒りの表情が消えた。まるで「風の谷のナウシカ」で赤いオームが青くなっていくみたいに。

仕事のこと、ママのこと、いろんなことが私の頭の中で渦を巻いていた。
それでも、ママがほんの少し笑顔を見せてくれたことに、ほっとした。

●家に着いてから



無事家に戻り、ママは一気に疲れが出たのか、家に上がるなり、キッチンでそのまま横になって眠ってしまった

慌てて私は精神病院に電話し、指示を仰いだ。
「大いびきをかいているわけではないので、そのまま様子を見てください。疲れと薬のせいで眠く
 なっただけですから。途中で目を覚ませば、ふとんまで連れて行ってあげてください。」

ママ、ごめんね。」
眠っているママに呟いた。

そして、叔母たちに電話し、SOSを求めた。

●叔母たちの連係プレーに感謝!感謝!



次の日、私は東京に帰ることができた。
家に戻ったばかりの叔母たちも、またすぐに岡山に来てくれ、交替で泊まり込み、私がいない間、ママの面倒を見てくれたのだ。

叔母たちの温かい協力で、私は東京での仕事を何とか終え、約束通り、岡山に戻ってきた。



私は肉体的にも精神的にも疲れがピークに達していたが、何とか8月を乗り切ることができた。

でも、今回のことで、実家に戻る決意をしたとはいえ、それがとても甘い見通しの上での決意だったのではないか、と思わざるを得なかった。
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テーマ:認知症の介護 - ジャンル:福祉・ボランティア

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Author:kiyomi
認知症の母(要介護4)の介護で、4年半前から東京(自宅)~岡山(実家)を往復するも、心身共に疲れ果て、ついに2010年7月月末、経営していた会社の東京オフィスを閉鎖し、地元に一元化。
この経験から、もっと介護情報を流通できれば、もう少し介護生活を楽にできるのではないかと、2009年12月、倉敷市くらしきベンチャーオフィスにて、株式会社ハートバードを設立。2010/2/5、岡山県の介護・シニア・福祉情報ポータルサイト「介護ん!」運営をスタート。2012年3月、NPO法人介護ん設立。
性格は、良くも悪くも、呑気、楽天家、マイペース。趣味は草花を見て歩くこと。
ブログ開設:2008年7月4日
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